基本情報

所属
慶應義塾大学 経済学部 特任研究員
学位
学士(文学)(2012年3月 東京大学)
修士(文学)(2014年3月 東京大学)

連絡先
snagano724gmail.com
J-GLOBAL ID
202001008040570940
researchmap会員ID
R000002518

現在の研究

1. フランス社会政策思想史

 修士課程以後、19世紀フランス労働政策思想史に従事しています。社会科学高等研究院 (EHESS) に提出予定の博士学位論文では、クリストフ・プロシャソン研究主任の指導下、1864年5月25日法(団結法)および1884年3月21日法(職業組合法)の審議過程においていかなる中間団体概念が提示され、またそれは大革命によって提示された「一般性の政治文化」におけるいかなる変容を反映したものであるかを検討しています。

 学位論文提出後は新たに20世紀フランス都市政策思想史に着手する予定です。具体的には、両大戦間期に提示された計画主義 (le planisme) の理念が戦後高度成長期におけるジュヌヴィリエ市の住宅供給事業においていかに反映されたかを検討したいと考えています。

2. 史学史、歴史学方法論

 上述の実証研究に従事する中で、戦後歴史学から現代歴史学に至る問題関心の変遷に関心を持つに至りました。同時に、EHESSという「アナール」学派の拠点で研鑽を積んだ経験から、いわゆる批判的転回 (le tournant critique) を経たフランス現代歴史学の動向に関する知見を、著書や総説といった形で公表しています。

3. 人文情報学

 上述の研究内容に関連して、GISとテキストマイニングを中心とした人文情報学 (Digital Humanities) の方法論を習得しています。わけても、デジタル技術の導入が人文学の枠組みにいかなる変容をもたらすかというエピステモロジーの観点から、フランスを中心とした海外における研究・教育の動向をレヴューしています。

 

学位論文

  • 卒業論文「19世紀前半パリにおける社交組織の展開:「セルクル」の事例研究を中心に」(指導教員:深沢克己教授)2012年1月提出。
  • 修士論文「ナポレオン3世による社会福祉政策とその思想背景」(指導教員:深沢克己教授)2013年12月提出。
  • 博士論文「中間団体関連言説の生成と変容:フランスにおける団結と組合の事例研究、1864~1884年」(指導教員:クリストフ・プロシャソン研究主任)2015年10月より準備中。

研究キーワード

  3

論文

  2

書籍等出版物

  3

主要なMISC

  19

講演・口頭発表等

  17

担当経験のある科目(授業)

  9

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

社会貢献活動

  4