2009年 - 2011年
地域包括支援センター職員のストレス対処に焦点を当てた現任教育研修プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
全国の地域包括支援センター専門職(保健師,主任ケアマネジャー,社会福祉士) 1500人を対象に無記名自記式質問紙郵送調査を行った。有効回答数は1150人(76.7%)で,業務量が多いと認識している者は9割以上であった。仕事にやりがいを感じている者は66.4%,継続意欲のある者は55.7%で,これらは包括センター内の専門職数が多いと有意に高くなることが明らかとなった。ストレス関連尺度間では, GHQとSOC, MBIとSOCにそれぞれ負の相関があり, SOCが高いことは精神健康状態の安定とバーンアウトの予防に繋がると考えられた。今後は職員のストレス対処に焦点を当てた現任教育体制の構築が急務であることが示唆された。
- ID情報
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- 課題番号 : 21792326
- 体系的課題番号 : JP21792326