隅田聡一郎 (Soichiro Sumida) - マイポータル

基本情報

所属: 大阪経済大学専任講師

学位: 博士(社会学)(一橋大学)

J-GLOBAL ID: 201401029515513031
researchmap会員ID: B000237055

外部リンク: https://osaka-ue.academia.edu/SoichiroSumida

専門:社会思想史、現代資本主義議論、批判理論

1.マルクスの唯物論的国家論

2.国家資本主義、資本主義の地政学

3.マルクス=エンゲルス全集(MEGA)の編纂

研究キーワード

研究分野

経歴

2022年4月

大阪経済大学, 経済学部経済学科, 専任講師
2020年10月 - 2022年3月

ベルリン・ブランデンブルク科学アカデミー, 客員研究員
2020年4月 - 2022年3月

オルデンブルク大学, 客員研究員
2019年4月 - 2020年3月

立教大学, 経済学部, 兼任講師
2019年4月 - 2020年3月

一橋大学大学院, 社会学研究科, 特任講師
2017年4月 - 2020年3月

立正大学, 経済学部, 非常勤講師
2012年4月 - 2018年11月

一橋大学大学院社会学研究科博士課程
2010年4月 - 2012年3月

一橋大学大学院社会学研究科修士課程
2008年4月 - 2010年3月

東京大学法学部政治学科

委員歴

2016年3月 - 現在

マルクス研究会, 運営委員
2012年9月 - 現在

日本MEGA編集委員会, 編集委員

論文

トロンティとネグリの間:「政治の自律性」から「自律性の政治」へ

現代思想2024年5月臨時増刊号 2024年4月招待有り
マルクス、ブロック、史的唯物論

柏崎正憲, 隅田聡一郎

マルクス研究会年誌2021 5 2022年9月責任著者
34

Rethinking Marx’s theory of the small-scale mode of production in the perspective of the small peasantry theory [Марксова Теория Мелкохозяйственного Способа Производства: Переосмысление С Позиций Теории Мелкого Крестьянства]

Sumida, Soichiro

Russian Peasant Studies 7(1) 29-51 2022年7月招待有り
マルクス主義とレイシズム批判 : イデオロギー批判、批判理論、言説 (レイシズム)

隅田聡一郎

思想 (1169) 155-176 2021年9月招待有り
Die Inkompatibilität von bürgerlicher Gesellschaft und sittlichem Staat. Márcio Eǵıdio Schäfer: Bürgerliche Gesellschaft und Staat. Zur Rekonstruktion von Marx’Theorie und Kritik des Staates

Sumida, Soichiro

2021年
Engels and the Irish Question: Rethinking the Relationship between the Peasants and Socialism

Sumida, Soichiro

Reexamining Engels’s Legacy in the 21st Century 215-236 2021年
212

政治(学)批判からポリティカル・エコノミー批判へ : 初期マルクスの「国家形態」論 (特集マルクス抜粋ノート研究への招待)

隅田聡一郎

季刊経済理論 = Political economy quarterly 57(3) 38-51 2020年10月招待有り
369

マルクスの「国家財政」批判 : 「国家導出論争」の成果をふまえて

隅田聡一郎

季刊経済理論 57(1) 43-55 2020年4月査読有り
137

アソシエーションの政治的形態ー「社会国家」の可能性と限界

隅田聡一郎

マルクス研究会年誌 (3) 38-77 2020年2月
855

国家に抗する政治的共同体ーカール・マルクスのシティズンシップ論

隅田聡一郎

ロバアト・オウエン協会年誌 (44) 26-41 2019年招待有り
433

Die Zusammenfassung der bürgerlichen Gesellschaft in der Staatsform. Zu Marx’ Theorie des Staats

隅田聡一郎

Marx-Engels-Jahrbuch 2017(1) 41-60 2018年12月招待有り
1809

MEGA研究の現在ー現代マルクス研究序説

隅田聡一郎

唯物論研究年誌 23 57-75 2018年10月招待有り
資本主義の政治的形態ーマルクスの唯物論的国家論

隅田聡一郎

一橋大学大学院 2018年8月査読有り
873

『資本論』第3部草稿における「歴史的考察」の再検討ー新旧「移行論争」を題材にして

隅田聡一郎

季刊経済理論 53(3) 59-70 2016年10月査読有り
278

The Breadth and Depth of “the Asiatic Form” in Pre-Capitalist Economic Formations

隅田聡一郎

Marx-Engels-Jahrbuch 2015(1) 103-114 2016年9月招待有り
マルクス『資本論』における技術論の射程―原子力技術に関する理論的考察―

隅田聡一郎

『マルクスとエコロジー』 2016年6月
マルクスとアイルランド問題 ―『資本論』第１部第23章「資本主義的蓄積の一般的法則」を中心に―

隅田聡一郎

一橋社会科学 6 107-120 2014年11月査読有り
891

マルクス「小経営的生産様式」論の再検討−「小農理論」の視座から−

隅田聡一郎

唯物論研究年誌 19(19) 202-224 2014年10月査読有り
331

マルクス「本源的所有」論の再検討ー「資本主義的生産に先行する諸形態」における「私的所有」と「個人的所有」の差異ー

隅田聡一郎

社会思想史研究 38(38) 106-124 2014年9月査読有り
110

思想のフロンティア放射線リスクの生命倫理 : 放射線被ばくの歴史からみた功利主義批判

隅田聡一郎

唯物論研究年誌 (17) 184-199 2012年10月招待有り

もっとみる

MISC

翻訳：ＭＥＧＡ第Ⅱ部門第四巻（1863-1868年経済学草稿）第三分冊解題（上）

マルクス研究会年誌2022 2023年11月
翻訳：レイシズムの批判理論にむけて

ウルリケ・マルツ、隅田聡一郎

思想 (1169) 135-154 2021年9月
18

Entstehung und Überlieferung zu „Heft II. 1869“. Exzerpte aus Werken von Friedrich Ernst Feller/Carl Gustav Odermann, John Leslie Foster, Charles Lyell, Otto Hausner und Michael Thomas Sadler sowie ein Zeitungsausschnitt.

Sumida, Soichiro, Graßmann, Timm

Marx-Engels-Gesamtausgabe digital 2021年筆頭著者
【書評】Karl Marx（ Thomas Kuczynski, hrsg.）: Das Kapital: Kritik der politischen Ökonomie, Erster Band, Buch I: Der Produktionsprozess des Kapitals.Hamburg: VSA Verlag, 2017, lxxii＋800 pp.

隅田聡一郎

経済学史研究 61(2) 80-81 2020年
書評：百木漠『アーレントのマルクス』(人文書院、2018年）

隅田聡一郎

Arendt Platz (4) 2019年4月招待有り
216

書評：植村邦彦・若森章孝著『壊れゆく資本主義をどう生きるか：人種・国民・階級2.0』（唯学書房、2017年）

隅田聡一郎

季刊経済理論 55(4) 101-103 2019年1月招待有り
71

Eine politische Lektüre des Kapital: Luca Basso: Marx and the Common. From Capital to the Late Writings.

隅田聡一郎

Marx-Engels-Jahrbuch 2017(1) 263-267 2018年12月招待有り
書評：佐々木隆治著『カール・マルクスー「資本主義」と闘った社会思想家』（ちくま新書、2016年）

隅田聡一郎

唯物論 (91) 119-120 2017年11月招待有り
949

翻訳：唯物論的国家論のためにー『国家と資本』序文

ジョン・ホロウェイ, ソル・ピチョット, 隅田聡一郎

マルクス研究会年誌2017 2017年9月
翻訳：固定化と脱境界化ー資本主義の政治的形態に関する理論的考察 (総特集マルクスの思想 : 『資本論』150年)

ゲルステンベルガーハイデ, 隅田聡一郎

現代思想 45(11) 190-212 2017年6月
529

資本主義世界システムの政治的形態 : 政治的マルクス主義の国際関係論批判 (総特集マルクスの思想 : 『資本論』150年)

隅田聡一郎

現代思想 45(11) 176-189 2017年6月
翻訳：マルクスと自然の普遍的な物質代謝の亀裂

ジョン・ベラミー・フォスター, 隅田聡一郎

『マルクスとエコロジー』 2016年6月
書評：ダニエル・ベンサイド著『時ならぬマルクス』(未来社、2015年)

隅田聡一郎

図書新聞 (3244) 2-2 2016年2月招待有り
翻訳：マルクスにおけるネイション、エスニシティおよび非西洋社会について (特集マルクス主義からマルクスへ)

アンダーソンケヴィン・B, 隅田聡一郎

Νύξ = ニュクス 3 40-52 2016年
マルクスの唯物論的国家論 : 「国家導出論争」再考 (特集マルクス主義からマルクスへ)

隅田聡一郎

Νύξ = ニュクス 3 130-145 2016年
270

解説：ケヴィン・B・アンダーソン『周縁のマルクス』

隅田聡一郎

社会評論社 2015年12月
日本型企業社会において人種・民族差別禁止法が制定されなかった理由――岡本雅享監修・編著『日本の民族差別』（明石書店、２００５年）を読む

隅田聡一郎

図書新聞 2014年12月招待有り
労働と思想(15)ヨアヒム・ヒルシュ : 近代国家 : 資本主義社会の「政治的形態」

隅田聡一郎

Posse : 新世代のための雇用問題総合誌 15 201-214 2012年6月

書籍等出版物

国家に抗するマルクス :「政治の他律性」について

隅田, 聡一郎

堀之内出版 2023年6月 (ISBN: 9784909237910)
レイシズムを考える : anti-racism

清原, 悠, 明戸, 隆浩, 金, 友子, 兼子, 歩, 松本, 卓也, 高, 史明, 堀田, 義太郎, 隅田, 聡一郎, 山崎, 望, 間庭, 大祐, 遠藤, 正敬, 梁, 英聖, 百木, 漠, 伊藤, 昌亮, 竹田, 恵子, 山本, 興正, 澤, 佳成, 小林ハッサル, 柔子, 安部, 彰, 山本, 浩貴, 五味渕, 典嗣

共和国 2021年5月 (ISBN: 9784907986384)
nyx(ニュクス) 第3号

佐々木隆治, 斎藤幸平, 岡田安樹浩, 小西一雄, 隅田聡一郎, 平子友長, 羽島有紀, 宮田惟史, ケヴィン・B・アンダーソン, アネリーゼ・グリーゼ, 明石英人, ヘザー・ブラウン, 西亮太, 野平一郎, 池上純一, 越懸澤麻衣, 沼口隆, 三重野清顕 (担当:共著)

堀之内出版 2016年10月31日 (ISBN: 4906708706)
マルクスとエコロジー ―資本主義批判としての物質代謝論

岩佐茂, 佐々木隆治, 明石英人, 斎藤幸平, 隅田聡一郎, 羽島有紀, 梁英聖, クォン・オボム, ポール・バーケット, ジョン・ベラミー・フォスター, カール=エーリッヒ・フォルグラーフ (担当:共著)

堀之内出版 2016年6月10日 (ISBN: 4906708609)
周縁のマルクス -ナショナリズム、エスニシティおよび非西洋社会について

平子友長, 明石英人, 佐々木隆治, 斎藤幸平, 隅田聡一郎 (担当:共訳) (原著:ケヴィン・B・アンダーソン)

社会評論社 2015年2月23日 (ISBN: 4784514953)
労働と思想

本橋哲也, 植村邦彦, 市野川容孝, 斎藤幸平, 佐々木隆治, 溝口大助, 明石英人, 松本卓也, 永野潤, 大貫隆史, 河野真太郎, 宮﨑裕助, 前川真行, 山本圭, 隅田聡一郎, 渋谷望, 西亮太, 鈴木宗徳, 伊豫谷登士翁, 清水知子, 大河内泰樹, 市野川容孝, 渋谷望 (担当:共著)

堀之内出版 2015年1月30日 (ISBN: 4906708560)
『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門

明石英人, 佐々木隆治, 斎藤幸平, 隅田聡一郎 (担当:共訳) (原著:ミヒャエル・ハインリッヒ)

堀之内出版 2014年4月5日 (ISBN: 4906708528)