MISC

2019年3月

4年間の大学生活におけるBMI正常値逸脱割合の変化

CAMPUS HEALTH
  • 島本 大也
  • ,
  • 松崎 慶一
  • ,
  • 上床 照久
  • ,
  • 岡林 里枝
  • ,
  • 小林 大介
  • ,
  • 川村 孝
  • ,
  • 石見 拓

56
1
開始ページ
84
終了ページ
86
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公社)全国大学保健管理協会

大学生の4年間における1年ごとのBMIの変化とそれに関連する生活習慣の変化について、2011年〜2013年に本学へ入学した学生で、入学後1度でも健康診断を受診した8993名(男子6930名、女子2063名)のデータを用い、検討した。その結果、BMIについては、標準体重である割合は1年目が最も低く(男子77.0%、女子77.0%)、2年目が最も高かった(男子83.1%、女子85.3%)。運動習慣がほとんど無い者の割合は男女とも2年目が最も低く(男子32.2%、女子50.8%)、3年目が最も高かった(男子35.0%、女子50.8%)。飲酒習慣は学年が上がるにつれ増加し、4年目では男子83.9%、女子82.3%が機会飲酒以上の飲酒をしていたが、毎日飲酒する者は4年目でも男子3.9%、女子1.8%であった。喫煙習慣は学年が上がるにつれ増加したが、最大でも4年目の男子5%、女子0.5%であった。

ID情報
  • ISSN : 1341-4313
  • 医中誌Web ID : TA01250017

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