2016年4月 - 2020年3月
小児起立性調節障害クリニカルスコアの開発と客観的アウトカム指標としての有効性確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
研究代表者の移動に伴い、今年度は引き続き本研究の基盤となる起立性調節障害の各種臨床症状とバイオマーカーの相関に関する研究を実施するに終始した。起立性調節障害のサブタイプのひとつである体位性頻脈症候群の起床困難感に関する自律神経機能の差異についてや、メラトニンリズム、起立性調節障害児の心理的解析、眼前暗黒感と脳血流・循環血漿量の相関、本邦におけるHyperadrenergic POTSの頻度と臨床像を明らかとし各学会で発表。また日本小児心身医学会では本研究の進捗状況を報告し、フロアから意見・提案を募った。
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- 課題番号 : 16K21389
- 体系的課題番号 : JP16K21389