基本情報

所属
鳥取大学 医学部 地域医療学講座 准教授

連絡先
sondtottori-u.ac.jp
研究者番号
40637039
J-GLOBAL ID
201801013859462513
researchmap会員ID
B000317581

外部リンク

家庭医療・総合診療を専門とする医師・医学教育研究者です。地域医療と人文学を架橋する教育・研究・実践に取り組んでいます。東京大学医学部医学科を卒業後、内科および腎臓内科領域で臨床研修を行い、急性期医療から慢性疾患管理、在宅医療に至るまで幅広い診療経験を積みました。その後、専門分化した医療のみでは対応しきれない地域住民の健康課題や生活背景に向き合う必要性を感じ、プライマリ・ケアおよび家庭医療へと専門を広げ、地域密着型の医療実践へと軸足を移しました。大学病院、地域中核病院、診療所、在宅医療など多様な医療環境で診療に従事してきた経験を基盤として、現在は鳥取大学医学部地域医療学講座准教授として総合診療外来を担当するとともに、医学生・研修医教育および地域医療人材育成に携わっています。

研究分野は、地域医療教育、総合診療教育、健康人文学(Health Humanities)、対話を基盤とした医療実践、コミュニティ参加型研究(CBPR)、社会的処方や文化的処方、共感性や医師のウェルビーイング、医療コミュニケーション、患者・市民参画型教育など多岐にわたります。とりわけ、医学教育に人文学や芸術、対話的実践を取り入れることにより、医療者の共感性や省察力、他者理解を育む教育手法の開発と評価を進めています。映画や文学、アート鑑賞を活用したシネメデュケーションやVisual Thinking Strategies(VTS)、対話カフェなどの教育実践を行い、医療者と市民が共に学ぶ場の形成にも取り組んでいます。

さらに、地域における健康とウェルビーイングの創出を目指し、住民参加型の健康づくり活動や対話の場づくり、居場所づくりにも関与しています。地域住民、医療・福祉専門職、行政、教育機関などと協働し、地域資源を活かした健康支援モデルの構築を進めるとともに、実践と研究を往還させながら新しい地域医療のあり方を探究しています。

国内外の学術誌への論文発表や学会発表、教育プログラム開発、ワークショップ開催などを通じて地域医療と医学教育の発展に寄与するとともに、医療者のみならず市民とともに健康や生き方を考える対話の実践を重視しています。専門職としての医療の枠を越え、人文学的視点や社会科学的視点を取り入れながら、「人を診る医療」と「地域とともにある医療」の実現を目指し、教育・研究・臨床の三領域で活動を続けています。将来的には、医療と人文学、地域社会をつなぐ新しい学際領域の発展と、次世代の医療人育成に貢献することを目標としています。


論文

  120

MISC

  161

書籍等出版物

  11

講演・口頭発表等

  65

Works(作品等)

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  23