2016年4月 - 2020年3月
認知的枠組みの個人差・個体差に関する比較研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
認知的枠組み、すなわち物事の捉え方・認識の仕方に関する個人差・個体差についての比較研究をおこなった。比較的低次な知覚レベル(錯視現象)、やや高次な認知レベル(プリントサイズの好み、フォントの好み)、社会的文脈(認知心理学実験的な要素を含めた授業実践)、種間比較(鳥類との比較)という観点から実験ないし調査をしたところ、それぞれのレベルにおいて、認知的枠組みに関する個人差・個体差を示唆する結果を得た。今後さらなる刺激条件や種間比較を重ねることで、我々の知覚システムの全容を明らかにすることに役立つだろう。
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- 課題番号 : 16K00213
- 体系的番号 : JP16K00213