共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2020年3月

視角が錯視知覚に与える影響の比較認知科学的分析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
16K04426
体系的番号
JP16K04426
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
4,810,000円
(直接経費)
3,700,000円
(間接経費)
1,110,000円

本研究は、視角が錯視知覚に与える影響を3種で分析した。デルブーフ錯視(同心円錯視)知覚傾向を調べる行動実験から、デルブーフ錯視知覚をヒト以外の動物を対象に研究するにあたり、同時対呈示による弁別課題は不適であることが示唆された。また、セキセイインコとハトは、ヒトと異なりデルブーフ錯視図形観察時、概ね一貫して内側刺激を過大視する錯視傾向が見られた。ヒトもまた大視角では典型的なデルブーフ錯視知覚傾向と部分的に異なる錯視傾向が見られた。本研究では、視角が一部錯視知覚の強さに影響を与えたが、錯視傾向の反転など錯視傾向自体に対する影響は見られなかった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K04426/16K04426seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K04426
ID情報
  • 課題番号 : 16K04426
  • 体系的番号 : JP16K04426

この研究課題の成果一覧

講演・口頭発表等

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  • 立命館大学認知科学研究センター研究会 2023年6月1日  招待有り