共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年6月 - 2021年3月

液-液相分離によるタンパク質安定化技術の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

課題番号
19K22377
体系的課題番号
JP19K22377
配分額
(総額)
6,500,000円
(直接経費)
5,000,000円
(間接経費)
1,500,000円

タンパク質はポリマーとともに液-液相分離して形成したドロプレットを形成させることができる。本研究課題は、抗体(IgG)を対象に、ドロプレットをふたたび分散できる方法の確立を目的とした。ポリグルタミン酸とIgGを対象に、タンパク質高分子電解質複合体(PPC)の可溶性と凝集性がどのように異なるのかを調べた。その結果、透明なタンパク質高分子電解質複合体(S-PPC)と、白濁した状態のタンパク質高分子電解質複合体(A-PPC)にわかれることがわかった。興味深いことに、ポリグルタミン酸を加えない分散した状態と比較し、A-PPCおよびS-PPCは粘度が下がることがわかった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K22377
ID情報
  • 課題番号 : 19K22377
  • 体系的課題番号 : JP19K22377

この研究課題の成果一覧

論文

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