2015年11月
当院に入院した軽症胃腸炎関連痙攣の臨床的検討
KKR札幌医療センター医学雑誌
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- 巻
- 12
- 号
- 1
- 開始ページ
- 24
- 終了ページ
- 27
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- KKR札幌医療センター
2010年4月から2014年3月の間にKKR札幌医療センター小児科に軽症胃腸炎関連痙攣(Convulsions withmild gastroenteritis:CwG)の診断で入院した症例について原因ウイルス、及び臨床的特徴について後方視的に比較検討した。CwGの診断で入院となった症例は、2010年度は4人、2011年度は10人、2012年度は8人、2013年度は9人で4年間の合計は31症例であった。ロタウイルスワクチンの開始、ノロウイルス迅速検査の導入時期に一致して、原因ウイルスは変化したが、原因ウイルスによる臨床的特徴に有意な差は認められなかった。また、有熱性痙攣であってもCwGが疑われた際はカルバマゼピン系の投与を検討する必要があると考えた。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1881-6207
- 医中誌Web ID : 2017253752
- CiNii Articles ID : 40020886814
- CiNii Books ID : AA12160553