2015年5月14日
XOR演算ベースの閾値秘密分散法から秘密計算法を構成する試み
情報処理学会研究報告. IOT, [インターネットと運用技術]
- 巻
- 2015
- 号
- 11
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 7
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
排他的論理和演算を用いた高速な (k,n) - 閾値秘密分散法は栗原ら,藤井らによって独立に提案されている.彼らの方式はともにシェアのサイズが分散対象データのサイズに等しい理想的な方式であり,分散・復元時に XOR 演算のみを用いるため非常に高速に処理できるメリットを持つ.筆者はこれらを拡張し任意の 2 以上の整数 m に対して分散対象データを m 個に等分割して (2,2m) - 閾値秘密分散法の構成方法を提案し,小さい次数についてその存在性について報告した.本稿にて,この秘密分散法を秘密計算に適用する方法について検討した.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0919-6072
- CiNii Articles ID : 110009900796
- CiNii Books ID : AA12326962