論文

2017年2月10日

著作物の創作性の再研究--AIによる著作を見越して--

研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP)
  • 須川 賢洋

2017-EIP-75
8
開始ページ
1
終了ページ
5
記述言語
日本語
掲載種別

コンピュータ ・ 人工知能による創作物,あるいはコンピュータ ・ 人工知能の力を大きく借りた創作物の権利帰属を考えるためには,著作物の創作性や創作者の寄与があまりない場合の権利のあり方についてきちんと把握しておく必要がある.本稿で,この為の基礎資料として,過去の著作物性の有無が争われた事件をあらためて考察した.結果として,創作性が低い時は権利保護の範囲も小さくなる傾向があり,AI 社会においてもこの前提にて法制を考えるべきだと主張する.

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