共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

看護の思考過程に基づいた学習者参画型SNS情報倫理教材の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
18K10173
体系的課題番号
JP18K10173
配分額
(総額)
3,380,000円
(直接経費)
2,600,000円
(間接経費)
780,000円

本研究目的は、看護の思考過程に基づいた学習者参画型SNS倫理教材の開発です。3年間の研究期間の年度毎に第1段階~第3段階として捉えて勧めている。第1段階として、これまで実施してきたSNS調査から本研究の目的に沿った内容でアンケート等の精査を実施した。同時にこれまでの調査内容をまとめて学会等の発表を行ない
次に示す2点の課題を明らかにしている。1.看護学生は、SNS活用において法的根拠が曖昧な状態であること、2.病院実習の経験は、個人情報保護に対する倫理行動の意識を高める要素として有効である。以上の課題をもとに第2段階として2019年度は以下の要領にて本調査を実施した。1.実習経験によって倫理行動の意識変容が示された結果より、2018年度に精査したアンケート内容を、「病院実習未経験者(下級生用)」と「病院実習経験者(上級生用)」の2種類準備した。2.1のアンケートを用いて、Webと紙媒体のアンケートを中部地域(愛知、岐阜、三重)の看護大学、看護専門学校の学生を対象に無記名自記式にて実施した。3.SNSの活用に対する倫理的意識を知るために病院実習未経験の中でも、入学直後の新入生を対象にグループインタビュー調査を行なった。
グループインタビューによって、SNS行動の是非について明らかにすることができた。
SNS行動について「を決めているのは、過去の経験に基づいた独自の解釈におけるMyルールの中で判断している傾向があることが明らかとなった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K10173
ID情報
  • 課題番号 : 18K10173
  • 体系的課題番号 : JP18K10173

この研究課題の成果一覧

論文

  7

講演・口頭発表等

  8

社会貢献活動

  1

メディア報道

  2