東京大学「現代科学技術概論I」「出版の現場から―知の共有の基盤」
東京大学「現代科学技術概論I」(大学院科学技術インタープリター養成プログラム/教養学部後期課程学融合プログラム)
出版の現場から―知の共有の基盤
(配布資料とスライドの一部)

Johannes Kepler (1627) Tabulae Rudolphinae Astronomicae. ケプラー『ルドルフ表』

アルチンボルド「ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ2世」
Vertumnus
http://emuseumplus.lsh.se/eMuseumPlus?service=ExternalInterface&objectId=32631

STM: International Association of Scientific, Technical and Medical Publishers. 2015. The STM Report: An Overview of Scientific and Scholarly Journal Publishing. 4th ed. http://www.stm-assoc.org/2015_02_20_STM_Report_2015.pdf
一対一・一対多・多対多、口頭・印刷。学術誌:米23%、中17%、英7%、独日6%、仏4%。研究費・職。論文年270本、1本30分。査読、年8本、1本5時間。査読の公表、カスケード査読(査読結果とともに他誌へ)、携帯査読、「重要性でなく正しさ」、刊行後査読(PubMed Commons)。データの共有。投稿料$290(Hindawi)~$1,088(PLOS ONE)~$14,000(eLife)~。オープンアクセス。arXiv、PubMed Central。

Jo Guldi and David Armitage. The History Manifesto. Cambridge University Press. 2015.
Aya Homei and Professor Michael Worboys. Fungal Disease in Britain and the United States 1850-2000. Palgrave Macmillan. 2013. (Wellcome Trust)

鈴木哲也・高瀬桃子(2015)『学術書を書く』京都大学学術出版会
橘宗吾(2016)『学術書の編集者』慶應義塾大学出版会
板谷成雄(2008)『エディトリアル技術教本』オーム社
The Chicago Manual of Style. 16th ed. (2010) University of Chicago Press.
木下是雄(1981)『理科系の作文技術』中公新書
小山透(2011)『科学技術系のライティング技法』慶應義塾大学出版会
結城浩(2013/2014)『数学文章作法』(基礎編/推敲編)ちくま学芸文庫
小内一(2010)『てにをは辞典』三省堂
廣野喜幸(2007)「科学史・科学哲学の問題としての科学コミュニケーション」『科学史・科学哲学』20
ピーター・バーク(2004/2015)『知識の社会史』1/2、新曜社
B. C. ヴィッカリー(2002)『歴史のなかの科学コミュニケーション』勁草書房

◯ 科学ジャーナリスト賞(大賞)
元村有希子(毎日新聞) ブログを含む「理系白書」の報道に対して
村松秀 NHKスペシャル『論文捏造』(04年放送)の制作と2006年9月に出版した同名の新書に対して
宮田親平 『毒ガス開発の父ハーバー―愛国心を裏切られた科学者』
北村雄一 『ダーウィン『種の起源』を読む』
井手真也・植松秀樹(NHK) 「素数の魔力に囚われた人々~リーマン予想・天才たちの150年の闘い」
春原雄策、松木秀文(NHK) 「封印された原爆報告書」の番組
増田秀樹 「ETV特集 原発事故への道程」の番組
茂木信幸(下野新聞) 「あなたの隣に 発達障害と向き合う」の報道
上丸洋一、隈元信一(朝日新聞) 連載「原発とメディア」に対して
白石草(OurPlanetTV) 「東電テレビ会議 49時間の記録」の制作
須田桃子(毎日新聞) 『捏造の科学者 STAP細胞事件』
阿部豊 『生命の星の条件を探る』

◯ 講談社科学出版賞
青木重幸『兵隊を持ったアブラムシ』
近藤宗平『人は放射線になぜ弱いか』
甘利俊一『バイオコンピュータ』
尾本恵市『ヒトの発見』
島村英紀『地球の腹と胸の内』
田中敬一『超ミクロ世界への挑戦』
吉永良正『数学・まだこんなことがわからない』
竹内久美子『そんなバカな!』
本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間』
柳澤桂子『卵が私になるまで』
藤田紘一郎『笑うカイチュウ』
田口善弘『砂時計の七不思議』
池内了『科学の考え方・学び方』
中谷陽二『精神鑑定の事件史』
山田克哉『宇宙のからくり』
小林一輔『コンクリートが危ない』
串田嘉男『地震予報に挑む』
宮治誠『カビ博士奮闘記』
林純一『ミトコンドリア・ミステリー』
粂和彦『時間の分子生物学』
桑村哲生『性転換する魚たち』
福岡伸一『プリオン説はほんとうか?』
西成活裕『渋滞学』
佐藤克文『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ ハイテク海洋動物学への招待』
大河内直彦『チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る』
柴田一成『太陽の科学 磁場から宇宙の謎に迫る』
近藤宣昭『冬眠の謎を解く』
大須賀健『ゼロからわかるブラックホール 時空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム』
更科功『化石の分子生物学 生命進化の謎を解く』
大栗博司『大栗先生の超弦理論入門 九次元世界にあった究極の理論』
宮原ひろ子『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来』

◯ 年表
1932 日本学術振興会
1933 日本学術振興会研究費
1939 科学研究費交付金 (科学封鎖)
1945 科学技術会議
1956 科学技術庁 (原子力、宇宙開発、海洋開発)
1970 日本万国博覧会(大阪万博)「人類の進歩と調和」
1985 国際科学技術博覧会(つくば科学万博)「人間・居住・環境と科学技術」
1995 科学技術基本法(科学技術基本計画、1期17兆、2期24兆、3期25兆、4期26兆、5期26兆)
2001 文部科学省、総合科学技術会議、日本科学未来館
2003 渡辺政隆・今井寛「科学技術理解増進と科学コミュニケーションの活性化について」NISTEP
2004 「科学技術白書―これからの科学技術と社会」(1-3 社会とのコミュニケーションのあり方)
2005 2005年日本国際博覧会(愛・地球博)「自然の叡智」、東京大学 科学技術インタープリター養成プログラム、早稲田大学 科学技術ジャーナリスト養成プログラム(MAJESTy)、北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)
2014 総合科学技術・イノベーション会議

◯ 受講生の方からの紹介
新論説集『マージナリア』 http://ronsetsu-marginalia.blogspot.jp/
東大心理ゼミ https://www.facebook.com/groups/ut.psycho.students/
知の見取り図|学問の本棚まとめ http://mitorizu.jp/