陶山 史朗

＜研究概要＞
3D表示システム，脳内補完技術に関して研究開発を続けており，液晶を中心としたアクティブデバイスから，インタラクティブシステム，立体知覚や脳内補完までを手掛けています．主に，DFD（Depth-fused 3D）表示方式，アーク3D表示方式，可変焦点レンズ型3D表示方式，および単眼運動視差による奥行き知覚，空中像や顔の脳内補完を中心とした立体知覚を研究しています．最近は，運動視差の連続性が重要な役割を果たしていることを明らかにするとともに，数10 m 以上からでも，遠距離観察可能な大画面3D表示技術について研究を進めています．常に，新たな3D表示方式，立体知覚現象，脳内補完技術について手掛けていくようにしています．

＜委員など＞
・立体映像産業推進協議会の会長を，平成28年度までやっておりました．
・平成29年度より，3DSA（Internation Conference on 3D Systems & Applications）の General Chair を仰せつかっております．
・平成29年度には，第21回 VR 学会大会を徳島大学で開催し，その大会長を務めさせていただきました．

＜個人概要＞
出生地は福岡県大宰府市です．太宰府天満宮まで歩いて行けるところに実家がありました．
九州大学を出てから，26年間はNTT武蔵野研究所で東京にいて，15年間は徳島大学で，
現在は，宇都宮大学，西東京（自宅，妻），徳島の3ヶ所を行ったり来たりする生活をしております．

お酒が大好きで，会合のたびに，多くの方々と親睦を深めています．
基本はビール一辺倒ですが，泡盛も好きです．