MISC

2008年1月

原子力機構における保障措置環境試料分析法の開発; 現状とプルトニウム粒子同位体比測定法開発

核物質管理学会(INMM)日本支部第29回年次大会論文集(CD-ROM)
  • 間柄 正明
  • 臼田 重和
  • 桜井 聡
  • 篠原 伸夫
  • 江坂 文孝
  • 國分 陽子
  • 鈴木 大輔
  • 安田 健一郎
  • Lee C. G.
  • 伊奈川 潤
  • 小野寺 貴史
  • 福山 裕康
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開始ページ
6
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別

原子力機構では、国内及び国際保障措置制度の堅持に貢献するため、文部科学省の委託を受け、保障措置環境試料のための極微量核物質の分析法を開発している。2003年にIAEAからネットワーク分析所として認証され、現在国内試料を分析するとともにIAEAネットワーク分析所(NWAL)の一員として活動している。保障措置のための環境試料分析法には、バルク分析法とパーティクル分析法があるが、後者のほうが核物質の使用履歴等に関する詳細な情報が得られる。しかし、現状ではウランの同位体比のみ測定しており、プルトニウムの測定はできていない。そこで、われわれはプルトニウム粒子の同位体比測定法の開発を開始した。さらに、粒子中のプルトニウム-241とアメリシウム-241の比を測定することによりプルトニウムの精製時期の推定が可能である。このプルトニウム粒子精製時期推定法についても検討を開始したので、NWALの活動とあわせて報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5016074

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