MISC

1989年3月

制御棒操作ガイドシステムの開発,2; 系統昇温領域プログラムの開発

PNC TN9410 89-052
  • 寺門 嗣夫
  • ,
  • 神田 一郎*
  • ,
  • 奥田 英一*
  • ,
  • 藤原 昭和*
  • ,
  • 小沢 健二*
  • ,
  • 山下 芳興*

開始ページ
54
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等

制御棒操作ガイドシステム(ロッドガイダー)は、高速実験炉「常陽」の制御棒操作自動化を実現させる目的で、昭和61年から開発を開始し、そのうちの第1ステップを終了した。既に完成している4つの領域のプログラム(臨界、出力上昇、出力調整、出力下降)に続いて、今回系統昇温領域のプログラムの開発を行った。また、メニュープログラムを完成し、5つの領域のプログラムを統一した。100MW第16サイクル中に検証試験を行い、運転員に対して良好なガイダンスを行う事が確認された。得られた結果は以下のとおりである。(1)系統昇温領域のプログラムは、良好な制御を行うことが確認された。(2)新しく設けた制御棒操作以外の諸操作に対するガイダンス機能は、良好であることが確認された。(3)臨界、系統昇温、出力上昇、出力調整、出力下降、全ての領域のプログラムは、メニュープログラムと良好に交信した。(3)臨界近傍、系統昇温、出力上昇、出力調整、出力下降、全てのプログラムが完成した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?4033383

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