2016年4月 - 2019年3月
JSPS科研費若手研究(B) 16K19321 長期漢方薬投与における意欲的行動評価系の確立とアパシーに対する漢方薬の有効性評価
文部科学省 科研費
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,900,000円
- (直接経費)
- 0円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
高齢化社会に伴い神経変性疾患は増加しています。 神経変性疾患に伴う「意欲低下」は,アルツハイマー型認知症の約60%,線条体あるいは淡蒼球病変,パーキンソン病,ハンチントン病の約40%にみられます。 「意欲低下」は日常生活動作に影響を与え,患者本人だけでなく介護者の負担を大きくする要因でもありますが,有効な治療法はまだ確立されていません。 「意欲低下」を呈するモデルマウスを用いて,疾患の進行度合いを一定のレベルで固定し,さらに病理を限局した脳の病変に絞って,「意欲低下」を改善する可能性のある漢方薬を探求することを目的としています。