2016年4月 - 2019年3月
かたちから探る聴覚情報表現
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
下丘では時間変化する複雑音がどのように表現されているのか解明すべく、個々の細胞の種類とその空間配置に注目しつつ神経細胞の活動性を調べた。実施した実験のうち、傍細胞記録・染色法が特に詳細かつ明瞭な結果を示した。それによると、下丘に存在する大型抑制性細胞、小型抑制性細胞、興奮性細胞は異なる生理学特性、樹状突起形態、入出力様式をしめすのみならず、音に対する応答性に関する地図表現に関し、いくつかの音情報について、細胞種ごとに異なる地図が存在することが明らかとなった。
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- 課題番号 : 16K07026
- 体系的課題番号 : JP16K07026