2016年11月
子宮内膜ポリープ切除後の妊娠率:レゼクトスコープとLINスネアシステムの比較
日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
- 巻
- 32
- 号
- 1
- 開始ページ
- 179‐183(J‐STAGE)
- 終了ページ
- 183
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5180/jsgoe.32.179
- 出版者・発行元
- (一社)日本産科婦人科内視鏡学会
子宮内膜ポリープ合併不妊患者64例に対する子宮内膜ポリープ切除後の妊娠率について、レゼクトスコープによる経頸管的切除法(TCR)群49例とスネア群15例に分け、比較検討した。その結果、切除後12ヵ月以内の妊娠率はTCR群が42.9%(21/49例)、スネア群が60.0%(9/15例)と、スネア群の方が上回っていたが、統計学的には両群間の比率に有意差は認められなかった。摘出後の病理組織検査結果は両群ともすべて内膜ポリープ所見で、手術による合併症はみられなかった。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5180/jsgoe.32.179
- ISSN : 1884-9938
- 医中誌Web ID : 2017240045
- J-Global ID : 201702256844397238
- CiNii Articles ID : 130005303413