2017年
08測−10−ポ−26(26) 女性高齢者における選択反応時間テストと認知機能の関係
日本体育学会大会予稿集
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- 巻
- 68
- 号
- 0
- 開始ページ
- 198_3
- 終了ページ
- 198_3
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本体育学会
<p> 本研究の目的は、女性高齢者における選択反応時間テストと認知機能が、関係があるか検討することである。被験者は、女性高齢者52名(年齢:78.4±6.0歳)であった。被験者には、選択反応時間テストとして、ジャンケンのルールを利用した。画面に提示された絵に対して、あいこの場合は同じ絵のシートを、勝ち条件、負け条件ではそれぞれの条件に対応する絵のシートを踏むよう指示した。評価変数は反応時間(提示からシートを踏むまでの時間)とし、いずれの条件も5試行実施し、最高及び最低値を除いた3試行の平均値を代表値とした。また、MoCaテスト(30点満点)の26点以上を健常範囲群(32名)、25点以下を健常範囲外群(20名)とし、1要因のみ対応のある2要因分散分析(条件間×群間)を実施した。その結果、条件間にのみ有意な差が認められ、両群とも、「あいこ」、「勝ち」、「負け」の順で、反応時間が遅かった。本研究の結果より、高齢者の選択反応時間は条件により異なるが、その遅延は高齢者の認知機能の低下を反映しない可能性が示唆された。</p>
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130006351935
- ID情報
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- CiNii Articles ID : 130006351935
- identifiers.cinii_nr_id : 9000382052710