講演・口頭発表等

2019年7月

在宅ケアでの多職種連携における専門職の役割認識

第24回日本在宅ケア学会学術集会
  • 蒔田寛子
  • ,
  • 楠本泰士
  • ,
  • 永井邦芳
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  • 山根友絵

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)

本研究は、在宅ケアでの多職種連携における各専門職の役割認識について明らかにすることを目的とした。訪問看護師、訪問療法士、在宅訪問管理栄養士、訪問介護職の計1322名を対象にデルファイ法による調査を行った。調査項目は、基本属性および多職種連携の際の役割に関する設問165項目とした。調査は2回実施し、1回目の同意率を60%、2回目の同意率を80%とし、最終的な分析には第2回調査結果を使用した。2回目のアンケート回収は合計107名であった。看護師の役割として141項目、訪問療法士の役割として54項目、栄養士の役割として8項目、介護職の役割として24項目が抽出された。看護師は多くの項目が抽出され、在宅ケアでのジェネラリストとしての役割がある程度確立していた。