2016年4月 - 2019年3月
開発者間で個人差の出やすい特徴がソースコード品質へ及ぼす影響に関する実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では,開発者の個人差が影響すると考えられる次の観点についてデータ分析を行った:(1)変数等の名前,(2)コメント文,(3)コーディングスタイル,(4)プロジェクトへの貢献度.
特に,変数の名前には個人差はあるものの,一定の一般的傾向はあり,ローカル変数に長過ぎる名前を付けたり複合語の名前を付けたりするのは望ましくなく,品質の低下を招く要因の一つであることが確認された.コメント文については,適切に情報を付加できているかどうかによってその価値が大きく異なることを確認でき,変数名とともに品質評価への新たな切り口としてその効果の高さが期待される結果となった.
全部で29編の査読付き論文を発表できた.
特に,変数の名前には個人差はあるものの,一定の一般的傾向はあり,ローカル変数に長過ぎる名前を付けたり複合語の名前を付けたりするのは望ましくなく,品質の低下を招く要因の一つであることが確認された.コメント文については,適切に情報を付加できているかどうかによってその価値が大きく異なることを確認でき,変数名とともに品質評価への新たな切り口としてその効果の高さが期待される結果となった.
全部で29編の査読付き論文を発表できた.
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- 課題番号 : 16K00099
- 体系的課題番号 : JP16K00099
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
Journal of Software: Evolution and Process 32(4) e2220 2020年4月 査読有り筆頭著者