基本情報

所属
弓削商船高等専門学校 情報工学科 准教授
学位
修士(工学)(豊橋技術科学大学)
博士(工学)(豊橋技術科学大学)

連絡先
t_masuzakiyuge.ac.jp
J-GLOBAL ID
201601012825679580
researchmap会員ID
B000254519

現在

【研究内容】「画像処理技術を活用したメコン川の環境調査システムの開発」

 これまで研究してきた俯瞰画像を用いたインターフェスの開発に関する技術と、空撮映像の安定化システムのノウハウをもとに、画像処理技術を活用したメコン川の環境調査システムの開発を進めています。これまでに、タイのナコンパノム大学と協力し、現地での水質調査や学生同士の国際交流活動を実施してきました。

メコン川での水質調査

2019年4月から
【研究内容】「俯瞰映像を用いた直感的な入力インターフェイスの開発」
      「空撮映像の安定化システムの開発」
 俯瞰画像中から専用のマーカを検出し、検出したマーカからカメラと移動ロボットの位置関係を算出することによりカメラ映像をクリックするだけでロボットを指定位置に移動させるシステムを開発しており、画像の射影変換による映像の補正についても研究を進めている。射影変換技術を用いた空撮映像の安定化システムの開発を進めている。また、機械学習により学習した物体が、画像中に存在する個数を自動で計測するアプリケーションの開発も行い、機械学習による物体の検出精度の検証を行っている。

ロボット操作インターフェース概要

2018年6月 豊橋技術科学大学 情報・知能工学専攻 博士後期課程 博士号取得
2016年4月から 弓削商船高等専門学校 情報工学科 助教 着任
【研究内容】「移動ロボットのための楕円限定当てはめを用いた壁認識システム」
      「楕円検出のための効率的な楕円弧点列の選別と同一楕円上点列の統合」
現在まで、楕円検出と楕円検出を用いた移動ロボット制御に関する研究に従事している。これまでに研究してきた楕円限定当てはめを応用し、プロジェクタによって壁面と床面にそれぞれに同一の円を投影したときに異なる形状の楕円が観測される現象を利用し、移動ロボットに壁を認識させる新たな手法を提案した。本研究はCIS-RAM2015国際学会にて最優秀論文候補のファイナリストにノミネートされる。また、画像中の楕円物体を全て楕円検出のための効率的かつ高精度なアルゴリズムについて研究を進めており、IPSJ Transactions on Computer Vision and Applicationsにて論文が採録されている。

楕円当てはめを用いたロボット制御

 

2012年4月 - 2014年3月 豊橋技術科学大学 情報・知能工学専攻 博士前期課程 修了
【研究内容】 「精度の高い楕円限定当てはめ」
2014年3月まで、申請者は楕円限定当てはめに関する研究に従事した。入力として与えられた点列より、その点列から推定される楕円の形状を算出する処理を“楕円あてはめ”と呼ばれる。既存の楕円当てはめ法は、点列の並びかたにより、楕円以外を当てはめてしまう欠点があった。そこで、既存の楕円あてはめ法で最も高精度とされているのが超精度くりこみ法を用いて、その問題を解決した高精度に点列に楕円のみを当てはめる新たなアルゴリズムを提案した。本研究は、画像の認識理解シンポジウム MIRU2013のオーラルセッションに採択され発表を行った。

楕円当てはめ


2010年4月 - 2012年3月 豊橋技術科学大学 情報工学課程 卒業
【研究内容】 「モバイル端末を用いた複合現実感システム」
2012年3月まで、複合現実感システムに関する研究に従事した。国内で最もよく知られる複合現実感システムであるARToolkitは矩形のマーカーを撮影し、撮影したマーカー上に3次元物体を合成表示するものであるが、矩形マーカーの一部が隠れると正しく3次元物体の合成表示を行うことができない。そのため、モバイル端末と4つの円形マーカーを用いた複合現実感システムを構築し、周囲の光源が変化した場合や、マーカーが一部隠れた場合でも安定して3次元物体を合成表示できるシステムを提案した。本研究の内容は電気関係学会東海支部連合大会講演論文集2012にて発表した。


論文

  15

MISC

  4

講演・口頭発表等

  15

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

社会貢献活動

  3

メディア報道

  2