講演・口頭発表等

1996年5月10日

三階教の修行に持戒や坐禅は不可欠か

第41回国際東方学者会議

記述言語
日本語
会議種別

三階教文献の中には、持戒や坐禅に対して否定的評価を与えているような記述が見られる文献と、持戒や坐禅に肯定的評価を与えている文献がある。同一の宗派の中に、このような相反する傾向があることをまず明らかにし、この相違をどのように捉えるかという問題意識にもとづいて考察をすすめた。教団が発展する中で修行内容に変化が生じたのではないかという仮説を提起した。(400字詰原稿用紙20枚分)