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2012年11月8日

トラヒックの時間変動を考慮した動的トラヒックエンジニアリングのためのトラヒック予測

電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム
  • 大歳 達也
  • ,
  • 大下 裕一
  • ,
  • 村田 正幸
  • ,
  • 高橋 洋介
  • ,
  • 石橋 圭介
  • ,
  • 塩本 公平

112
287
開始ページ
65
終了ページ
70
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

時間変動の大きなトラヒックを収容するには、トラヒックの時間変動やネットワークの状態の変化に対して動的に経路を変更するトラヒックエンジニアリングと呼ばれる手法が有効である。しかし、各時刻のトラヒック量のみを考慮したトラヒックエンジニアリングでは、頻繁に大規模な経路変更が発生し、トラヒックを安定して収容することができない可能性がある。そのため、動的な経路変更を行う際にも、将来にわたるトラヒック変動を予測し、それを踏まえた制御が必要となる。本稿では、予測を用いた動的トラヒックエンジニアリングの入力として必要なトラヒック予測の要件を議論し、その要件に合致したトラヒック予測手法について検討を行う。予測手法の検討において、本稿では、実際のトラヒックには、予測可能な変動と、予測困難な変動が混在している点に注目し、予測の前処理として予測可能な変動のみを取り出す手法と、予測モデルの組み合わせについて評価を行う。そして、Internet2で観測されたデータを用いた評価により、主成分分析を用いたSARIMAモデルによる予測が過大評価を小さく保ちつつ、過小評価を1%に抑えるということを明らかにする。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009641597
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11546431
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/024150962
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009641597
  • CiNii Books ID : AA11546431
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000241153341

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