2015年4月 - 2018年3月
高付加価値型歯周炎ワクチン―DNAオリガミとイミダゾキノリンによるIgA誘導―
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
感染症である歯周炎におけるワクチンの有効性は示唆されているが、実際に応用可能なワクチンの開発にはこれまで至っていない。本研究において、粘膜免疫における分泌型IgA産生誘導を焦点に歯周炎ワクチン開発の可能性を検証した。その結果、核酸抗原様化合物であるイミダゾキノリン誘導体を介してケモカイン産生および濾胞性T細胞活性化が誘導され、分泌型IgA産生が促進された。これらのことから、核酸抗原をアジュバンドとした歯周炎ワクチン開発の可能性が示唆された。
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- 課題番号 : 15H05052
- 体系的課題番号 : JP15H05052