論文

査読有り
2019年1月

FRENDYを用いたACE形式断面積のランダムサンプリング機能の実装と不確定性低減の適用

Proceedings of International Conference on Mathematics and Computational Methods applied to Nuclear Science and Engineering (M\&C 2019) (CD-ROM)
  • 近藤 諒一*
  • ,
  • 遠藤 知弘*
  • ,
  • 山本 章夫*
  • ,
  • 多田 健一

開始ページ
1493
終了ページ
1502
記述言語
英語
掲載種別

核データ処理コードFRENDYのモジュールを用いて、ACE形式の断面積に任意の摂動を与える機能を開発した。本機能では、ACE形式の断面積を共分散データに基づいてランダムサンプリングし、各断面積の実効増倍率や中性子生成時間の感度を評価することができる。本機能の妥当性を評価するため、Godiva炉心を用いて摂動論に基づく決定論的手法(TSUNAMI-1D)及び確率論的手法(MCNP6.2)の結果と比較したところ、統計誤差の範囲内で一致することを確認した。また、不確かさ低減手法を適用したところ、実効増倍率と中性子生成時間の相関性を用いることで中性子生成時間の不確かさが低減することが分かった。

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https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5065562

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