2015年4月 - 2018年3月
Miyajima式腹部圧迫法の臨床応用(PhaseⅢ)-安全性と有効性の評価‐
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究の目的は、精神科入院患者を対象にMiyajima式腹部圧迫法の有効性と安全性を検証することである。研究方法は、26名の対象者を圧迫群と対照群の2群に分け、PhaseI、PhaseIIと同様に行った。その結果、腸音波形の変化率は圧迫群が低く、日本語版便秘評価尺度(CAS)は有意差がなく、即時的な排便効果は対象による差があった。実施中の有害事象はなかった。
Miyajima式腹部圧迫法は、安全性は担保されたが、薬物による排便調整を行っている精神科入院患者には効果がなかった。この理由は、便塊が直腸内に無いからである。次の研究は、便塊が直腸内にある摘便が必要な対象の即時的効果と安全性を検証する。
Miyajima式腹部圧迫法は、安全性は担保されたが、薬物による排便調整を行っている精神科入院患者には効果がなかった。この理由は、便塊が直腸内に無いからである。次の研究は、便塊が直腸内にある摘便が必要な対象の即時的効果と安全性を検証する。
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- 課題番号 : 15K11493
- 体系的課題番号 : JP15K11493