基本情報

所属
室蘭工業大学 大学院工学研究科 ひと文化系領域 教授
保健管理センター 所長
学位
博士(医学)(2012年3月 千葉大学)
修士(学術)(2013年3月 東京大学)

研究者番号
40568648
J-GLOBAL ID
201301054517738240

 私の研究テーマは、人性(human nature)に関する確かな洞察に基づいて、(1)「心の健康」とはどのようなものか、(2)「心の健康」を実現するにはどうすればいいのか、という二つの問いに明確な答えを与えることのできる「メンタルヘルスの基礎理論(fundamental theory of mental health)」を構築することです。
 具体的には、東洋的な智慧を豊富に含んだ「森田療法」のエッセンスを、最先端の「感情の哲学(philosophy of emotion)」や「感情心理学(psychology of emotion)」の知見に依拠して洗練化することにより、「自然人間学(Natural Humanics)」と命名した「メンタルヘルスの基礎理論」の構築を試みております。
 同時に、この自然人間学を活用した心理学的介入法やメンタルヘルス教育を開発・実践し、その効果を客観的に評価することにより、理論の更なる改良に取り組んでおります。
 さらに、自然人間学の眼目を分かりやすい伝えるキャッチフレーズやアフォリズム(箴言)の作成にも取り組んでおります。

参考1:自然人間学の眼目を伝えるキャッチフレーズ
・心の健康な有り様:「境遇に柔順にして欲望に忠実」な有り様(第一案;令和二年二月)
・心の健康の実現方法:「心を奴隷にしない」(第一案;令和元年十一月)注)武術家・武神館宗家の初見良昭氏が稽古中に発した言葉「武器を奴隷にしないこと!」をヒントに同氏の許可を得て考案しました)

参考2:自然人間学の「笹舟モデル」(第二案;令和元年九月)
一.人性とは、すなわち川に浮かぶ一艘の笹舟の如し。
二.欲望とは、すなわち源流から大海原へと注ぐ大局的な流れの如し。
三.感情とは、すなわち川の蛇行部や岩の周囲に生じる局所的な流れの如し。
四.環境に適応しつつ欲望を発揮するとは、すなわち局所的な流れに乗って障害物を避けつつ、大局的な流れに逆らわずして大海原へと流れ着くが如くなり。

参考3:自然人間学の「実践五原則」(第二案;令和元年九月)
一.人性とは、欲望の限りを尽くすこと、そうであるより他に仕方なし。
二.欲望の限りを尽くすとは、すなわち感情を活かすことなり。
三.感情を活かすとは、すなわち感情の力に素直に身を委ねることなり。
四.感情を即時に爆発させるは無智、感情の力を抑えつけて亡きものにするは悪智、己の身勝手な方向に捻じ曲げるもまた悪智なり。
五.感情の力を尊び、境遇に逆らわずして己の欲望を発揮するために活かすをもって智慧となす。 


受賞

  2

論文

  15

MISC

  37

書籍等出版物

  3

講演・口頭発表等

  28

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1

社会貢献活動

  1

その他

  5