2017年4月
高速炉自然循環崩壊熱除去時炉心内熱流動現象に対するプラント動特性解析コードの適用性に関する研究
日本機械学会論文集(インターネット)
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 83
- 号
- 848
- 開始ページ
- 16-00431\_1
- 終了ページ
- 16-00431\_11
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1299/transjsme.16-00431
日本原子力研究開発機構では、ナトリウム冷却高速炉の設計及び安全評価用の解析手法の1つとしてプラント動特性解析コードSuper-COPDを開発している。本研究では、自然循環時の炉心内ナトリウム温度分布の予測精度を向上させるため、燃料集合体内摩擦損失係数導出方法の見直しを行った。本解析コードの妥当性確認の一環として、ナトリウム試験装置PLANDTLを用いた自然循環崩壊熱除去運転模擬試験の解析を実施したところ、炉心内ナトリウム温度分布の解析結果は試験結果とよく一致した。これにより、本解析コードが自然循環時の主要な炉心内熱流動現象である燃料集合体内/間の流量再配分、集合体間熱移行を適切に再現できることを示した。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.1299/transjsme.16-00431
- ISSN : 2187-9761