基本情報

所属
宇部工業高等専門学校 一般科 准教授
学位
修士(文学)(早稲田大学)

連絡先
ogawa-tube-k.ac.jp
J-GLOBAL ID
201801009804898137
researchmap会員ID
B000290165

外部リンク

関東でカント倫理学研究に挫折しつつあるなかP4Cに出会い、気づけば今は山口の高専社会科教員、先生っぽくありたくないのにどんどん先生っぽくなってることに戸惑う優等生系哲学対話実践者、です。

最近の主な関心は2点です。

①いわゆる「哲学対話」はだれに届かないものになっているのか?

国内でも、哲学対話と呼ばれる実践が一定程度存在感をもちつつありますが、一方でこの実践や一連の普及に潜む排除や差別といった課題を考える必要があると思っています。その意味で、哲学対話はだれに届くのか、ではなくて、哲学対話はだれに届かないものになっているのか、を問うことに関心があります。具体的には、「セ―ファースペース」をめぐる論点などをもっと掘り下げて考えてみたいと思っていますし、このテーマを考えることで、哲学対話以外の周辺領域の問題を考えることにもつながると思っています。

②技術者のための(哲学)対話のデザイン

勤務先の高専での実践を中心に、技術者教育と哲学対話の関連性を考えたいと思っています。哲学や対話を容易に個別の分野に「応用」することには慎重になりたいと思いますが、一方で技術や科学といったテーマについて哲学や対話の知見から掘り下げることで見えてくるものを捉えてみたいし、本学の学生を中心とし、そういったものに協働で取り組んでみたいとも思っています。

 

哲学プラクティスに関わる人への9の質問 #22 小川泰治さん

https://note.com/pp_magazine/n/nbabb754dda24

 


論文

  12

MISC

  7

書籍等出版物

  9

講演・口頭発表等

  21

共同研究・競争的資金等の研究課題

  6

社会貢献活動

  21

メディア報道

  4