吉村 大樹

J-GLOBALへ         更新日: 17/09/25 04:17
 
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研究者氏名
吉村 大樹
 
ヨシムラ タイキ
所属
アンカラ大学
部署
言語歴史地理学部 日本語日本文学科
学位
修士(大阪外国語大学)
その他の所属
東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所
科研費研究者番号
80522771
Twitter ID
uger_san

プロフィール

 いわゆるテュルク諸語(Turkic languages)を中心に、Word Grammar (WG)理論などの枠組みを援用して、文法の研究を行っています。「言語知識は、語に関連する様々な概念がネットワークのような形で繋がっているようなものである」というWGの前提を支持しつつ、音韻-形態、統語、さらには意味構造をも射程にいれる形で、現代トルコ語やウズベク語などのトルコ系諸言語を中心に、できるだけ包括的な記述・説明を行うことを目標にしています。最近は特にアゼルバイジャン語に関心があり、語学としての勉強と平行して動詞形態論や疑問文の構造に関する研究を進めようとしているところです。また、日本語の分析、特に動詞の活用や疑問文の構造の対照的な研究にも関心があります。個別言語へのアプローチと同時に、WGが他の理論と競合しうる普遍的な理論として応用・発展することへ貢献することも目標にしています。

研究分野

 
 

経歴

 
2014年12月
 - 
現在
アンカラ大学 言語歴史地理学部 日本語日本文学科 講師
 
2013年4月
 - 
2014年8月
武庫川女子大学 建築学科 非常勤講師
 
2013年4月
 - 
2014年12月
龍谷大学 非常勤講師
 
2013年4月
 - 
現在
東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同研究員
 
2012年4月
 - 
2014年3月
大阪工業大学 工学部 非常勤講師
 

学歴

 
2002年4月
 - 
2006年3月
神戸市外国語大学 大学院 外国語学研究科 博士課程 文化交流専攻(言語コース)
 
2004年2月
 - 
2004年10月
アンカラ大学 言語歴史地理学部 言語学科
 
2000年4月
 - 
2002年3月
大阪外国語大学大学院 言語社会研究科博士前期課程 国際言語社会専攻(国際コース)
 
1996年4月
 - 
2000年3月
大阪外国語大学 外国語学部 地域文化学科(トルコ語専攻)
 

論文

 
いわゆる「マス形」におけるトルコ語と日本語の対照
吉村 大樹
日本語諸考究 2015   41-52   2015年12月   [査読有り]
The Position of the Interrogative Clitic in Turkish Revisited: A Word Grammar Account.
吉村 大樹
Kyoto Working Papers in English and General Linguistics   2 45-61   2013年3月   [査読有り]
The Position of the Interrogative Clitic in Turkish: A Word Grammar Account.
吉村 大樹
The Szeged Conference. Proceedings of the 15th International Conference on Turkish Linguistics held on August 20-22, 2010 in Szeged   593-602   2012年9月   [査読有り]
トルコ語のいわゆる「接辞付加抑制」現象を再考する
吉村 大樹
Contribution to the Studies on Eurasian Languages (CSEL)   18 31-47   2012年3月   [査読有り]
トルコ語とウズベク語の疑問接語mI/miの文法的ふるまいについて
吉村 大樹
『チュルク諸語研究のスコープ』   91-120   2012年3月   [査読有り]
Syntactic Independence of the Genitve Noun and the Position of the Interrogative Clitic in Turkish: A Word Grammar Account.
吉村 大樹
Kyoto Working Papers in English and General Linguistics   1 3-28   2011年11月   [査読有り]
Word Grammarによる動詞活用へのネットワーク的アプローチ―現代日本語における動詞連用形の形態統語論的分析
吉村 大樹
大阪大学世界言語研究センター論集   6 85-111   2011年9月   [査読有り]
The Errant Scope of Question in Turkish: A Word Grammar Account.
吉村 大樹
Depling 2011 Proceedings   204-213   2011年9月   [査読有り]
‘*Ahmet kitabı okuyor kalın.’はなぜ非文法的なのか―Word Grammarにおけるトルコ語の語順の説明―
吉村 大樹
大阪大学世界言語研究センター論集   4 79-102   2010年9月   [査読有り]
ウズベク語の疑問接語miの文法的振る舞いについて―Word Grammarによる分析―
吉村 大樹
大阪大学世界言語研究センター論集   (1) 155-183   2009年3月   [査読有り]
トルコ語の属格名詞の独立性についての考察―Word Grammarによる分析―
吉村 大樹
KLS   28 141-151   2008年6月
The Treatment of Agglutinations in Turkish within the Framework of Word Grammar
吉村 大樹
神戸市外国語大学研究科論集   9 31-55   2006年4月
On the Order of the TAM marker, the Question Particle mI and the Personal Suffix in Turkish.
吉村 大樹
『神戸外大論叢』第56巻2号   56(2) 195-211   2005年9月   [査読有り]
ワードグラマーによるトルコ語の統語構造の分析―MIの統語構造をめぐって―
吉村 大樹
大阪外国語大学修士論文      2002年3月   [査読有り]

Misc

 
ウズベク語の他動性について
吉村 大樹
国立国語研究所共同研究プロジェクト「述語構造の意味範疇の普遍性と多様性」研究発表会      2012年6月
日本語の動詞連用形の形態統語論的分析について
吉村 大樹
   2011年10月
トルコ語、ウズベク語の「ネットワーク」を描き出す
吉村 大樹
FieldLingとーくバトル      2010年5月

書籍等出版物

 
トルコ語のしくみ《新版》
吉村 大樹
白水社   2014年5月   ISBN:978-4560086667
Kyoto Working Papers in English and General Linguistics. Volume 2
吉村 大樹 (担当:共編者)
2013年3月   
チュルク諸語研究のスコープ
吉村 大樹 (担当:編者)
2012年3月   
ソヴィエト後の中央アジア:文化・歴史・言語の諸問題
吉村 大樹 (担当:共訳)
2010年9月   
ウズベク語文法・会話入門
吉村 大樹 (担当:共著)
2009年9月   

講演・口頭発表等

 
トルコ語を母語とする日本語学習者に対する「コト」「ノ」の指導について [招待有り]
吉村 大樹
2017年3月17日   
On the Distribution of the Azerbaijani Interrogative Clitic
Taiki YOSHIMURA
The 18th International Conference on Turkish Linguistics   2017年2月26日   
コミュニケーションにおける疑問文、またはその周辺について考える
吉村 大樹
第5回テュルク諸国日本語教育セミナー   2017年1月22日   
日本語の『カ』とトルコ語の疑問接語mIの文法的機能の対照
吉村 大樹
第1回日本語・日本語教育国際シンポジウム (JADEUS)   2016年6月4日   
Focussing and morpho-syntactic characteristics of Turkish predicates [招待有り]
吉村 大樹
国際ワークショップ : 「比較的観点から見た係り結び」   2015年9月6日   

担当経験のある科目

 

競争的資金等の研究課題

 
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 吉村 大樹
これまで包括的な記述が行われていないアゼルバイジャン語の疑問文、とりわけ疑問を標示する語尾の出現可能な位置と出現条件がどのようなものであるかについて研究を行う。トルコ語やウズベク語などとあわせて、日本語の疑問文とも対照を行い、各言語間の類似点、相違点を明らかにする。