2011年10月20日
ソフトウェア部品検索に適したファセット探索の一考察
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス
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- 巻
- 111
- 号
- 268
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 24
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
ソフトウェア再利用はソフトウェアの品質向上と開発工程数の低減に役立つと考えられており,再利用するソフトウェア部品を見つけるための方法として,ソフトウェア検索が提案されている.ソフトウェア検索の主流であるキーワード検索には,検索要求が曖昧な場合に,意図するソフトウェア部品が得られなかったり,検索結果の件数が多いときに上手く絞込みを行うことが出来ないといった問題があった.一方,検索要求が曖昧な場合にも使えるソフトウェア検索手法として,ソフトウェア部品を事前に人手で分類してファセットと呼ばれる情報を構築しておき,その分類からソフトウェア部品を探索する手法がある.しかし,この手法は事前の分類に多くの人手を要するため,大規模なソフトウェア部品集合から検索を行うことが難しいという問題がある.そこで,本論文では,ソフトウェア部品集合から自動的にファセットを構築し,ファセット探索とキーワード検索とを組み合わせてソフトウェア部品を検索する検索の枠組み提案する.提案する枠組みにより,大規模なソフトウェア集合から,探索的に部品を見付けることができるようになり,再利用が促進されるものと期待される.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110008900197
- CiNii Books ID : AN10013287
- identifiers.cinii_nr_id : 9000017546148
- CiNii Research ID : 1520290883118590592