2013年11月
抽出クロマトグラフ法による3価マイナーアクチノイドの核分裂生成物からの分離のための新抽出剤アルキルピリジンジカルボキシアミド
Radiochimica Acta
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- 巻
- 101
- 号
- 11
- 開始ページ
- 711
- 終了ページ
- 717
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1524/ract.2013.2086
高レベル廃液から3価マイナーアクチノイドを分離するために、抽出クロマトグラフ法に適用する抽出剤アルキルピリジンジカルボキシアミド(R-PDA)を合成した。R-PDAをアンバーライトXAD樹脂上に担持することで吸着剤として用いた。調製した吸着剤は、3-5Mの高濃度硝酸条件下において、Am(III)及びEu(III)に対する適度な吸着性能と両者間の適度な分離性能を示した。硝酸との接触による吸着剤の劣化、すなわちR-PDAの吸着剤からの溶出は、R-PDAの側鎖アルキル基を長くすることにより抑制できることを明らかにした。また、Eu(III)の吸着平衡データをラングミュアー等温線モデルにより解析し、その吸着容量を24.2mg Eu/gと決定した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1524/ract.2013.2086
- ISSN : 0033-8230
- eISSN : 2193-3405