論文

2019年10月

発達障害の特性を持つ学生の対応と授業の UD 化の考察

教育工学会研究会報告集
  • 高林友美

19
4
開始ページ
67
終了ページ
71

発達障害と総称される多様な困難について理解が広まると同時に,現在では特に高等教育機関での対応が必要とされている.本報告は,まず現在どのような対応が推奨され,あるいは実施されているのかについて整理する.そして,ある短期大学における特 定の授業で,学習障害や注意欠如多動性障害,自閉症の傾向のある学生らに対する個別対応と,授業全体のアクセシビリティを高めようとする取り組みを振り返ることで,授業改善において今後必要となる視点について議論する.発達障害の特性を持つ学生を含め,授業に参加する全ての学生が自律的に学ぶためには,学生が自分の特性に合った方法で 1)復習事項 や発展的内容にアクセスする補助,2)学習内容を理解・解釈するための補助,3)学び続ける仕組みの補助が必要であることが考えられる.

エクスポート
BibTeX RIS