MISC

2014年5月8日

ステレオビジョンに基づくSAR強度画像からの3次元計測

研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)
  • 丸木大樹
  • ,
  • 酒井修二
  • ,
  • 伊藤康一
  • ,
  • 青木孝文
  • ,
  • 上本純平
  • ,
  • 浦塚清峰

2014
6
開始ページ
1
終了ページ
8
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人情報処理学会

本稿では,2 枚の合成開口レーダ (Synthetic Aperture Radar: SAR) 強度画像から地表面の 3 次元計測を行う手法を提案する.SAR の性質を利用して SAR 画像から 3 次元計測を行う手法がリモートセンシングの分野で提案されているが,航路が限定されたり,高精度化のために地上基準点を必要としたりする.一方で,コンピュータビジョンの分野では,複数枚のカメラ画像を用いて 3 次元復元を行う手法が数多く提案されている.SAR 画像をカメラ画像と同等に扱うことができれば,コンピュータビジョンの原理に基づいて複数の航路で取得された SAR 画像から 3 次元計測を行うことができる.具体的には,SAR の計測モデルから導出されるレーダ画像投影モデルを用いることで,SAR 画像間のステレオマッチング,三角測量に基づく 3 次元計測,そして,バンドル調整による最適化を行う.また,提案手法により求めた 3 次元点と航空レーザ測量により取得した数値標高モデル (Digital Elevation Model: DEM) との比較を行い,提案手法の精度を評価する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009766942
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11131797
URL
http://id.nii.ac.jp/1001/00100925/
ID情報
  • ISSN : 0919-6072
  • CiNii Articles ID : 110009766942
  • CiNii Books ID : AA11131797

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