2014年10月16日
非接触掌紋認証のための掌紋領域抽出手法の検討 (バイオメトリクス)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
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- 巻
- 114
- 号
- 251
- 開始ページ
- 37
- 終了ページ
- 41
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
掌紋認証において,カメラで撮影した手のひら画像から掌紋領域を抽出する処理は,認証性能を左右する重要な処理である.特に,非接触・非拘束で手を撮影して個人認証を行う非接触掌紋認証では,指の開閉や手の傾きなどを考慮して掌紋領域を抽出する必要がある.これまでに提案されている掌紋領域抽出手法は,指を広げた状態で,かつ,ほぼ正面から手のひらを撮影することが前提となっている場合が多い.そのため,非接触・非拘束ではあるが,手を撮影する際にユーザに対して手の位置をある程度指示する必要があり,利便性が損なわれてしまう可能性がある.この問題を解決するために,本稿では,指の開閉にロバストな掌紋領域の抽出手法を提案する.また,指の開閉や手のひらの傾きなどを変えながら撮影した手のひら画像データベースを用いた性能評価を通して,提案手法の有効性を実証する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009958726
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12683595
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025919236
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009958726
- CiNii Books ID : AA12683595