基本情報

所属
関西学院大学大学院 大学院研究員


 私の現時点の研究関心は、以下の通りです。

①町会と神輿会の民俗学的研究:東京都台東区を中心とした、東京圏の複数の祭礼における町会(地域住民を中心とした祭礼の運営組織)と神輿会(年に複数回、祭礼やイベントにおいて神輿を担ぐことを続けている神輿愛好家による集団)との関係性とかれらの実践から、地域外参加者が多数を占める現代社会の祭礼のありようを理論化し、提示する。

②「民俗」概念の再検討:英語圏の民俗学、中国民俗学、周辺社会科学の知見を批判的に援用したうえで、日本の民俗学において研究対象となる「民俗」をどのように転換することが可能なのか、そして、その「民俗」をどのような方法論から研究できるのかを検討する。

③民俗学と地域活性化:公共民俗学、パブリック・アーケオロジー、民俗の資源化論、開発人類学、マーケティング・ブランディング、地域活性化実践者の蓄積などをふまえた上での、より「良い」民俗学と地域活性化の関係性と、民俗学者の実践について考察する。

 その他、共同研究として、以下のテーマでの研究を行っています。

④ハネトライダー/チャリダーの民俗学的研究:青森ねぶた祭に地域外から参加する旅愛好家の集団と、ねぶた運行団体・自治体・警察組織・カラスハネト等との関係性とかれらの実践から、東京圏の祭礼よりもさらに匿名性が高い祭礼のありようを理論化し、提示する。

⑤1960〜70年代の「ふるさと」ブームの研究:TV番組「ふるさとの歌まつり」(1966-1974年)とアナウンサー/参議院議員宮田輝の活動を主要な研究対象として、この時代以降の「ふるさと」や「民俗」への再注目・再活性化現象について考察する。

⑥紀伊山地における山村の生活に関する研究:奈良県南部の山村の人びとを主要な研究対象として、1950年代〜1960年代のダムの建設・竣工や、1980年代前半の木材価格の下落にもとづき、山村の人びとがどのように移動し、職業選択をしてきたのかを描き出す。

⑦ポストコロナ社会における祭礼の課題:新型コロナウイルス感染拡大の中で、祭礼の担い手たちが何を実施しており、また、何を実施することが困難になっているのかを分析する。これにより、現代社会における祭礼のありようを理論化し、提示する。


研究キーワード

  4

学歴

  1

論文

  7

MISC

  12

講演・口頭発表等

  27

所属学協会

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

社会貢献活動

  2

その他

  3