基本情報

所属
東京大学 大学院情報学環 特任准教授 (博士)
学位
博士(学際情報学)(2019年5月 東京大学)
修士(学際情報学)(東京大学)

通称等の別名
髙木 紀久子・髙木きっこ(作家名)
J-GLOBAL ID
201801005381306143
researchmap会員ID
B000293021

研究分野

  1

論文

  9

MISC

  2

書籍等出版物

  2
  • 石黒千晶, 横地早和子, 岡田猛編, 章分担, 髙木紀久子, 高田由利子 (担当:分担執筆, 範囲:第8章 諸感覚を横断する芸術表現ワークショップ「音からはじまるムーブメント」)
    あいり出版 2023年5月 (ISBN: 4865551093)
  • Kayoko Komatsu, Kikuko Takagi, Hiroaki Ishiguro, Takeshi Okada (担当:共編者(共編著者), 範囲:Editing, Chapter 5)
    Brill 2022年 (ISBN: 9789004514133)

講演・口頭発表等

  24

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3

その他

  7
  • 2024年11月 - 現在
    情報学に関わる文理融合の研究・教育を推進し、アートやデザインなど表現領域の実践にも力を入れる大学院情報学環を中心とする東京大学と、多様な事業や技術に対する知見を有するソニーが連携し、本講座を通じて、学生と技術者やビジネスパーソン、クリエイターなどの有識者が共同で、社会課題、技術、およびアートのアプローチを複合的に取り入れた創造プロセスや思考法の習得、さらに未来に向けた創造的提案の実践機会を提供する。具体的には、社会課題の詳細な観察や内発的動機から根本の本質を捉えなおす「[1]学際的・批評的視点による問いの抽出」、および新たな問いを解決する手段として先端的メディア技術を駆使した「[2]創造的視点による提案実装」を軸とし、さらに「[3]専門性を超えたコラボレーションを通した越境的・集合的思考に基づく創造活動」に向けた共同研究、教育および国際連携展開に取り組む活動に、特任准教授として参加。
  • 2024年4月 - 現在
    本研究ではビジネスアイデアの創出プロセスにおいて、具体的にどのような芸術との、どのような関わりが影響を与えるのかを実証的に明らかにする。特に、デフレーミングと呼ばれる理論と事業創造の手法を活用し、アートの要素を取り入れた場合の影響を観測・計測することで、アート思考によるイノベーションへの影響を明らかにすることに取り組む。共同研究者として調査、ワークショップ開発などに参加。
  • 2023年11月 - 2024年2月
    東京大学 で博士学位を取得した者及び本学助教を対象にした優秀な博士論文・助教論文を書籍として刊行するための助成金を支給する制度の審査員を担った。
  • 2023年10月
    本シンポジウムは、東京大学構内の建物の改修・改装および実験的なパヴィリオンなどの実例を踏まえて、キャンパスの修景を議論しつつ、いかに学問の場である大学にアートを内在させて、サイエンスと架橋するかについて考察した。工学系研究科、医学系研究科、新領域創成科学研究科、生産技術研究所の教員が携わった事例について、各教員から報告があった。報告には、改修・改装に携わった鈴野浩一氏(建築家・トラフ建築設計事務所)と安東陽子氏(テキスタイルデザイナー・コーディネーター)、永山祐子氏(建築家・永山祐子氏(建築設計)らが参加した。後半は登壇者でパネルディスカッションを行い、議論を深めた。総合司会を担当した。
  • 26
    2023年3月
    2022 年 3 月に刊行された Arts-Based Methods in Education Research in Japan (Brill 社)に関するシンポジウムを開催した。 この本では幼稚園から大学院、そして博物館の教育普及など多様な「アートと学び」について、最新の実践研究がまとめられている。本の中では、日本における Arts-Based Research (ABR)のこれまでの展開,学術研究への芸術実践の導入、日本における演劇教育の最新トレンドといった内容が紹介されているが、今回のシンポジウムでは、本の内容に即した実践研究の紹介だけでなく、今後の美術教育研究の進むべき方向性についても議論された。 本シンポジウムでは企画者の一人として立案、ならびにモデレーターとしてシンポジウム全体を運営した。
  • 24
    2021年3月
    東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT:アキュート)の発足を記念し、発足シンポジウムを開催した。 ACUTは、芸術創造に関連する多様な分野の研究者が連携し、芸術家との連携・協働も行いながら分野融合型の研究を推進するとともに、芸術的感性の養成を通した多様な価値観や創造的な発想力を持つ人材を育成することを目指している。 東京大学が芸術創造と関わる意義を考察しつつ、ACUTが現在取り組んでいる研究と教育を紹介した。 さらに、ACUTを構成する7部局(総合文化研究科、医学系研究科、教育学研究科、工学系研究科、情報学環・学際情報学府、人文社会系研究科、数理科学研究科)の教員が学問と芸術の協働のあり方について議論が行われた。 本シンポジウムでは運営、ならびにシンポジウム全体の司会進行を担当した。
  • 2020年6月
    新型コロナの状況がまだ不確定で,芸術関係のイベントが中止になったり,芸術家の生活基盤が脅かされるといった事態が続いている。そのような状況の中で,芸術文化に対する支援等の動きも少しずつ始まっている。今回のオンライン・シンポジウムでは,芸術の研究者や芸術家の方々をお招きして,新型コロナの「いま」「ここで」アートは何ができるのか? というテーマで話題提供やディスカッションを行った。アートが活性化するためにどんな支援が必要かという問いも,とても重要で喫緊のものであるが,このシンポジウムでは,社会や市民、それを支えるテクノロジーや環境まで含めて、多様な領域からアートができることを議論した。話題提供者には尾竹永子氏、筧康明氏、中村政人氏、藤井慎太郎氏をお招きし、東京大学芸術創造連携研究機構の岡田猛、加治屋健司、髙木紀久子が登壇した。 本シンポジウムでは企画の一人として、ならびに運営、司会を担当した。