共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年10月 - 2022年3月

エチオピア諸語の記述とドキュメンテーション:ソーシャル・イノベーションにむけて

日本学術振興会  科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
  • 乾 秀行
  • ,
  • 池田 潤
  • ,
  • 高橋 洋成
  • ,
  • 仲尾 周一郎
  • ,
  • 林 由華

課題番号
18KK0009
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
17,940,000円
(直接経費)
13,800,000円
(間接経費)
4,140,000円

本研究はエチオピア少数言語を対象に、エチオピア人研究者と共同で現地調査を行い、①文法記述、②民話などのコーパスを動画及び音声で保存し、動画解析ソフトELANを用いてIPA(国際音声記号)による音転写、英語・アムハラ語への翻訳、形態素のグロス作成、③収集したドキュメンテーションや語彙を基にして母語教材(読み物テキストや絵付き単語集等)を作成して現地で出版し、母語話者に提供することを目的としている。本年度の研究実績は以下のとおりである。
1.乾(北オモ系バスケト語)、高橋(南オモ系ハマル語・バンナ語)、仲尾(ナイルサハラ系ベルタ語およびベニシャルグル・アラビア語)、エチオピア人研究者モガス(ナイルサハラ系ニャンガトム語)が現地調査を実施し、文法記述、ドキュメンテーション作成を行った。
2.乾と高橋は、エチオピア人研究者4名(モガス、ビニアム、ムルゲタ、ヨハネス)と今後3年間の研究計画とエチオピアにおいてどのような形で少数言語の母語教材を提供するのかについて協議を行うと共に、共同研究で用いる録画・録音機材の使用方法、ELANを用いたデータ収集法に関して説明を行い、少数言語のドキュメンテーション作成の準備を完了させた。
3.林はジジガ大学アフメッド氏とクシ系ソマリ語のドキュメンテーション作成を共同で行うための協議を行った。
4.高橋は現地情勢などを情報交換するためのサーバを整備した。
5.エチオピア諸語研究会を実施し、乾、池田、高橋、仲尾、林、研究協力者の岩月(名古屋大学院生)、原(筑波大学院生)、ゲブリエル(筑波大学研究生)が研究発表を行った。