共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

根寄生雑草防除法の開発に向けたストリゴラクトン生合成酵素の機能解析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19K05838
体系的課題番号
JP19K05838
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

根寄生植物は、宿主植物の根に寄生して養水分を奪うため、世界各地の農作物に甚大な被害を与えている。現在までに根寄生雑草の有効な防除法は確立されていない。根寄生雑草の種子は植物の根から浸出されるストリゴラクトン(SL)と呼ばれる二次代謝産物を認識して発芽する。これまでに根寄生雑草に耐性を示すソルガムの変異体から、その耐性を付与した原因遺伝子LGS1が同定されていた。LGS1遺伝子はSL生合成酵素をコードしていると考えられていたが、その機能は解明されていなかった。本研究により、ソルガムにおいてシトクロムP450酵素と硫酸基転移酵素により触媒されるSL生合成経路が明らかになった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K05838
ID情報
  • 課題番号 : 19K05838
  • 体系的課題番号 : JP19K05838