2015年4月 - 2019年3月
感性刺激が店舗内購買行動に及ぼす影響についての包括的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
本研究は、小売店舗において五感を刺激する感覚刺激が、消費者の感情を媒介し、行動へ影響を及ぼすメカニズムを解明することを目的としている。調査は、店頭におけるフィールド調査の結果を実験室実験で精緻に解明していくという流れで行っている。また、色(視覚)、硬さ(触覚)、紙と電子(触覚)など個別の刺激に焦点を当てた実験を試みた後、それらの刺激を複合的に用いた実験を通して、店舗内における感性刺激が購買行動に及ぼす影響を包括的に解明していくことを目指した。消費者の感覚や感情的な側面の解明を目指す本研究は、認知的側面の解明が主流である現在の消費者行動研究の理解を進めるものであると考える。
- ID情報
-
- 課題番号 : 15H03394
- 体系的番号 : JP15H03394
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
1-
Does the Experience of Softness Make Customers Indecisive? A Field Study of In-Store Decision MakingAMA 2019 Summer Academic Conference 2019年8月9日