2014年4月 - 2015年3月
マウス胚前後軸形成における子宮の役割と加齢による影響
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
脊椎動物は前後、左右、背腹の三つの軸をもつ。多くの生物では前後軸はその後の胚発生の基となる最初に明確に形成する体軸である。これまでの研究により、前後軸の起源はマウス着床期付近という予想外に早期のステージまで遡ることができることが明らかになった。ここで、私たちはマウス着床期付近の子宮においてNodalとLefty1が発現していることを明らかにした。この発見は、胚の前後軸が子宮からのNodalシグナルによっても制御されている可能性を示唆している。
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- 課題番号 : 26650080
- 体系的課題番号 : JP26650080