論文

査読有り
2004年2月

【医学教育、卒後教育】学部教育・在宅医療実習「順天堂方式」について

日本在宅医学会雑誌
  • 田城 孝雄
  • 青木 順
  • 大久保 武人
  • 春日 俊光
  • 黒木 卓馬
  • 栄 利昌
  • 高野 幸司
  • 本田 彬
  • 三浦 澄子
  • 吉原 琢磨
  • 丸井 英二
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5
2
開始ページ
146
終了ページ
148
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本在宅医学会

衛生学・公衆衛生学実習のひとつとして行われている在宅医療実習を通じて在宅医療の学部教育を考える。順天堂大学の在宅医療実習は、3年次の6月の毎週金曜日に行われる。1グループ9名が、1名ずつ在宅医療医のクリニックに配属され、2週に渡り在宅医療に同行し見学するものである。学生達は、在宅医療の現場を実際に見る事で、患者・家族と医師・看護師など医療・介護者との人間的なつながり、信頼関係の重要性を学び、在宅医療を行う医師には、「総合的な人間力」が必要であり、在宅医療は、「最も医療の原点に近い人間らしい医療である」ことを悟った。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 1345-3777
  • 医中誌Web ID : 2015014487

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