基本情報

所属
中央大学 文学部 人文社会学科 心理学専攻/大学院文学研究科 心理学専攻 教授
学位
修士(医科学)(横浜市立大学)
博士(行動科学)(筑波大学)

研究者番号
80381474
J-GLOBAL ID
201001081794785421
researchmap会員ID
6000010898

【専門・研究テーマ】
専門は発達生物心理学・臨床発達心理学・理論発達心理学です。
心の発達の性差、有病率に性差がある心の障害について研究しています。
心理学の学際性を高めるために他分野との共同研究も積極的に展開しています。

【経歴の説明】
大学は立命館大学文学部哲学科心理学専攻です。ヒトとハトを対象に行動レベルの研究を行いました。
大学院は横浜市立大学大学院医学研究科医科学専攻生理学教室です。ラットを対象に行動解析と生理学的解析を組み合わせた研究を行いました。
修士課程修了後、横浜市立大学医学部医学科生理学教室の助手になりました。
一定期間務めた後、姫路獨協大学薬学部医療薬学科生理学教室の講師になりました。
姫路獨協大学ではラットを対象に行動解析と生化学的解析を組み合わせた研究を行いました。
それまでの研究成果をもって、筑波大学大学院人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻にて博士(行動科学)の学位を頂きました。
学位取得後、脳を機能(生理学)や分子(生化学)の側面から捉えるだけでなく、形態(解剖学(形態学))にも着目して研究を行いたかったため、東邦大学医学部医学科解剖学講座微細形態学分野の助教になり、その後、同講座の講師になりました。
東邦大学ではマウスを対象に行動解析と形態学的解析を組み合わせた研究を行いました。
2014年8月より自治医科大学医学部医学科心理学研究室の教授になりました。
自治医科大学ではヒト、ラットおよびマウス、そしてロボットを対象に、心の発達の性差、有病率に性差がある心の障害について、発達生物心理学の手法を用いて研究を行いました。
2022年4月より中央大学文学部人文社会学科心理学専攻/大学院文学研究科心理学専攻の教授になりました。
中央大学では自治医科大学で展開した発達生物心理学の研究を継続しつつ、新たに、若者・養育者・高齢者の孤立・孤独の性差の調査研究、その孤立・孤独を解消するための生涯発達支援に係るエコシステムの開発を、臨床発達心理学の手法を用いて産学官民共同で行っています。そして、発達生物心理学の研究と臨床発達心理学の研究を繋ぐ理論発達心理学の研究も行い、基礎と実践の橋渡しに資する研究成果を発表しています(Eiichi & Takase*. Perspectives on Psychological Science 2023. *Corresponding author)。また、心理学専攻での教育を通じて、アカデミアや社会の多岐にわたるフィールドで活躍できる越境人材の育成に努めています。


研究キーワード

  5

経歴

  27

委員歴

  23

その他

  3

受賞

  1

論文

  39

MISC

  20

書籍等出版物

  40

講演・口頭発表等

  38

共同研究・競争的資金等の研究課題

  33

担当経験のある科目(授業)

  61

社会貢献活動

  27