2013年 - 2016年
交通ネットワークのリスクマネジメントのための動的行動・交通流解析理論の構築
日本学術振興会 科学研究費補助金・基盤研究 (A)
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高度情報化社会では,突発事象や災害によりシステム障害が発生した際に,その影響を最小化するような交通ネットワークの動的運用が求められている.本研究は,交通ネットワークのリスクマネジメントのための交通行動分析とネットワーク解析の理論的基盤の確立を目的として研究を進めた.4年間の研究の結果,プローブパーソン手法を改良することにより交通システム利用者の行動調査・分析手法を高度化し,時空間解像度の高い行動データを用いた動的ネットワーク交通流解析手法を開発するともに.行動分析手法とネットワーク解析手法を統合した,リスクマネジメントのための動的ネットワーク解析理論の基盤を構築した.