2009年5月18日
線条体における入力タイミングに依存するカルシウム応答モデル
情報処理学会研究報告. BIO, バイオ情報学
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- 巻
- 2009
- 号
- 16
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 8
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
線条体は大脳基底核の入力部であり,皮質からグルタミン酸,黒質からドーパミンの投射を受けている.それらの入力から引き起こされるカルシウム変化およびドーパミン強度自身によって皮質線条体間のシナプス強度が変化することが報告されているが,その入力タイミングの依存性についてはまだほとんど分かっていない.線条体シナプスのタイミング依存可塑性の背後にあるカルシウム変化のメカニズムを明確にするために,現実的な形態を備えた線条体ニューロンモデルを構築し,スパイクタイミングに依存する細胞内カルシウム濃度変化をシミュレーションにより調べた.その結果,up-state のときにグルタミン酸またはドーパミン入力が後シナプススパイクよりも先行すると最もカルシウム応答が大きくなることが予測された.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007990809
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12055912
- ID情報
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- ISSN : 0919-6072
- CiNii Articles ID : 110007990809
- CiNii Books ID : AA12055912
- identifiers.cinii_nr_id : 9000006474988