社会貢献活動

2019年2月19日

【出前授業】おしゃべりなサイエンス


役割
出演
種別
出前授業
主催者・責任者
NPO法人シブヤ大学
場所・掲載箇所
NPO法人シブヤ大学ホームページ

”友達とカフェに入ったとき、サイエンスの話をしてもいいじゃないか!”

サイエンスカフェという取り組みがあります。
大学でも研究所でもない、カフェやバーなど生活空間で科学の話をする場です。
多くの場合には科学者がテーマを用意して、その話をコーヒーやワインを片手に聞き、自由に語り合います。

「未来の食とバイオテクノロジー」「出産に関係するサイエンス」「知ってるようで知らない磁石の世界」などなど
テーマは多様で、科学に関わる様々なことを研究者と対話するコミュニケーションの場です。

サイエンスカフェはイギリスやフランスで始まった活動で、専門家ではない人々に科学を伝える方法として、だれもが対等な立場で科学を語る楽しみを体験する場所として広まりました。

この授業では、専門家ではない人が科学を知り考える方法や、私たちが参加できる研究・調査・実験など、科学を身近にするための関り方について考えます。
今回の先生は、応用物理学を専攻する大学院生の横山高史さんです。
大学で研究生活を送る一人の大学院生としての目線で、科学との向き合い方について会場のみなさんと一緒に考えます。

当日は、科学者たちが行っているサイエンスコミュニケーションの活動や研究者生活の苦しさや楽しさのお話しを聞いた後に、実際のサイエンスカフェを体験します。
横山さんが選んでくれたサイエンスカフェのテーマは「プラズマ」です。講演でもなく、勉強でもない、ちょっとゆるやかな空間で「プラズマ」の話を聞き、おしゃべりしましょう。

<横山さんからのメッセージ>
”はじめまして、私はプラズマを使った殺菌の研究を行っている大学院生です。
科学の話をするのも聞くのも好きです。いま、研究者の多くは自分の研究について様々な場面で説明することが求められるようになってきています。今回の授業ではその背景の説明を交えながら、私の研究や研究生活の話をしようと思います。また、私の研究が皆さんにどう見えるのか聞いてみたいとも思っています。専門知識は必要ありません。「プラズマって必殺技の名前にありがち」くらいでも大丈夫です!どうぞよろしくお願いします。”

世界に言葉の壁や文化の壁はあっても、科学は地球上のどこでも共通です。
誰かと一緒に科学を語るはじめの一歩として、この授業に参加してみませんか?

(授業コーディネーター:田中佳祐)

リンク情報
URL
https://www.shibuya-univ.net/classes/detail/1465/