2015年4月 - 2019年3月
ハイブリッドプログラム解析を利用した機能識別に基づくプログラム理解支援技術
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本課題では,ソフトウェア保守活動中のプログラム理解支援を目的とし,外的機能と内的機能の関係を識別し可視化する手法の研究を行った.主要な成果としては,形式概念分析に基づく動的な機能識別手法に関係の類似性尺度を導入する新たな手法を提案した.共有モジュールに対し既存手法よりも優れた識別が可能であることを示した.また,重要な構成要素のみで表現される要約シーケンス図を自動復元する手法を提案した.さらに要約シーケンス図に対し検索や要約された構成要素の展開の機能を有する可視化ツールを開発したことで,プログラム理解の初期段階において段階的に外的機能の実現に関する情報を提供し支援することを可能とした.
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- 課題番号 : 15H02683
- 体系的課題番号 : JP15H02683
この研究課題の成果一覧
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論文
3-
ソフトウェア工学の基礎XXIII 115-120 2016年12月 査読有り責任著者
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コンピュータソフトウェア 33(4) 50-66 2016年 査読有り筆頭著者責任著者
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ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2015論文集 38-47 2015年9月 査読有り最終著者責任著者
MISC
2-
電子情報通信学会技術研究報告 118(471(SS2018 52-84)(Web)) 157-162 2019年3月 筆頭著者責任著者
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情報処理学会研究報告(Web) 2016(SE-191) 1-8 2016年3月